自作塗装ブースと3Dプリントしたブツにサフ吹き
前回言ったとおり塗装ブースを作った。
そして、3Dプリントしたブツにサフを吹いて凹凸を確認してみた。
はじめに、我が家は賃貸かつ集合住宅なので、ベランダで塗装や大掛かりな室内工事ができない。
どうしたもんかとググっていたら、非常に参考になりそうな記事を発見した。
(これなら自分でもできそうだ…)
思い立ったが吉日、早速材料をかき集めて室内排気式塗装ブースを作り始めた。
材料
- 余ったAmazonダンボール箱x数個
- 家に転がっていたガムテープx1
- 100均の換気扇用フィルターx1
- USBファンx1
www.amazon.co.jp
実質購入したものは100均の換気扇用フィルターとUSBファンくらいなので、掛かった費用は2000円弱くらい。
酒を飲みながら勢いに任せて適当に作ったので途中の写真等は一切無いです、すいません。
ただ、アドリブでガシガシ作っていくのは童心に戻れて凄く楽しかった。
完成写真
無駄に吹き返しを防ごうと壁が斜めになっているのがこだわりポイント。
そのくせ、USBファンの位置が箱の中心からズレているのがカイワレクオリティ。
USBファンの手前に換気扇用フィルターを切って、換気扇用フィルターに付属の磁石で貼り付けた。
磁石付きで108円の換気扇用フィルターがお得過ぎる。
後ろの箱の上部にも換気扇用フィルターを貼り付けた。
USBファンなので、USBバッテリーで動く!
取り回しを考えてバッテリーを入れる箱を設置。
酔った勢いで落書き。
一応完成!
いざ、スイッチオン!
あんまり吸い込んでる感じしない…。
若干不安を残しつつサフ吹きに挑戦した。
サフ吹きチャレンジ
知り合いからお風呂場で塗装すると良いと聞いたのでお風呂場でやってみた
結果は、
やっぱり吹き返してる。
正直、素のダンボールに毛が生えた程度の拡散防止力という印象。
無いよりはマシ。
唯一いい所はUSBバッテリーで動くので、お風呂場に持っていくのが楽な所。
3Dプリントしたブツにサフ吹いてみた
自作塗装ブースの出来はさておき、本題の3Dプリントしたブツにサフを吹いた結果を見てみる。
サフを吹く前
サフを吹く前は、透明フィラメントのせいで、中が透けてしまってて見た目で凹んでるかどうかわからなかった。
触ってみても、積層筋や角が若干膨らむ性質のせいでモールドが全て埋もれてしまっているような感触だった。
サフを吹いた後
意外とモールドがきちんと凹んでいる!
これなら思っていたよりも修正作業は難しくないかもしれない。
ただ、今回出力したブツは組み立てが困難なため、破棄してモデルを修正する。
モデリングする時にも一応組み立ては考慮しているが、それでもドライバが届かない、隙間が狭すぎて指が入らない、ネジを締めるときにどうやってナットを固定しておくのか不明、等色々問題が発覚した。
それでも、実際に出力→確認→修正→再出力のサイクルが早く回せるのが3Dプリンタのいいところだと思う(ただしフィラメント代で樋口さんが飛んで行く)
モデルの修正が落ち着いたら、出力しつつ表面処理に移りたい。
PLA素材は結構硬いので表面処理についても色々試行錯誤が必要そうではある。