カイワレスタイル

ゲーム、アニメ、プログラム、興味のあることをツラツラと。

TOKYO DESIGN WEEK 2015に行ってきた

芸術の秋ということで、TOKYO DESIGN WEEK 2015に行ってきた。

tokyodesignweek.jp

今年で30週年らしいけど初参加。


以下、適当な写真

KO-TONE

螺旋状に積まれた木琴に玉を転がせると音色を奏でるようになっているオブジェ(楽器?)
木琴の並びが上から順に1つの曲になっているので、玉が転がるだけで音楽になっているのが面白い。
子供がたくさん群がって夢中になって玉を転がしていた。
写真は子供が写ってうまく撮れなかったので看板だけ…。
写真の左上奥のがKO-TONEです。

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有機ELパネルやELワイヤーを仕込んで光る剣道着

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下記PVで使用されている。
PVは白黒なのでわかりにくいけど、実物は黄色や蛍光グリーンに発光していた。
こういう古いモノと新しいモノを融合させたモノは面白い。

www.youtube.com

3Dプリンタで出力された可動式ランプシェード

3Dプリンタならではの、継ぎ目がないのに部品が組み合わさっている感じのランプシェード。
スライドさせることで明るさを調整できる模様。
3Dプリンタ特有の、ザラザラの表面と光の透け具合が暖色系の電球と意外とマッチして落ち着ける。

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お絵かき水族館

個人的に注目しているチームラボの作品。江ノ島水族館とかにあるやつ。
子供に混じって結構大人も参加してた。
やはり自分の絵が動き出すのは純粋に楽しい。

instagram.com


感想

全体の感想としては、技術と芸術の融合した作品が非常に多く感じた(自分が興味ある分野だから補正がかかってるかもしれない)
自分の中の芸術のイメージが古臭いだけかもしれないが、 有機EL、LED、kinectプロジェクションマッピングサーボモーター、3Dプリント、その他諸々の技術を表現の道具として使っているのが面白かった。
というかkinectを使った作品が特に多かった。
それだけ表現の道具として普及してきたのか、それとも目新しさによる一過性の流行なのか?
kinect+プロジェクションマッピングコモディティ化したら、鉛筆や絵の具等と同様な普遍的な道具になるのか?
それとも飽きられて廃れるのか?

また、一部MakerFairやデジタルコンテンツエキスポでも見かけた作品が出展していたり、技術と芸術の垣根がどんどん無くなっていくのを感じた。
今後も技術と芸術が融合していったら、更に面白いものが見られそうで楽しみ。
普段技術者の端くれとして、技術者とほぼプログラムと設計の話しかしてないので、普段と違う技術の使われ方を見て大変いい刺激になった。

11月3日まで開催してるので、まだの人は行った方がいいと思います。