Raspberry Pi カメラモジュールで動画ストリーミングを試す
8月頭にebayで注文したカメラモジュールがようやく届いた。
早速mjpeg-streamerで動画配信を試してみる。
用意したもの
- Raspberry Pi 2
- Raspberry Pi 用カメラモジュール
カメラモジュールの接続
接続の仕方は写真の通り。
カメラモジュールは基板もレンズもむき出しなので取り扱いに注意。
Raspberry Pi 2の場合、基板に CAMERA と書いてあるので迷わないと思う。
接続する向きは、カメラのフラットケーブルの端子の銀色がむき出しになっている側を、基板の黒い側に向けて差し込めばOK。
カメラを有効にする
Raspberry Pi 2の電源を入れて、設定画面に移行する。
$ sudo raspi-config
5番の Enable Camera を選択してENTER。
カメラを有効にするか聞かれるので Enable を選択してENTER。
設定画面を抜けると再起動する。
再起動後、
$ raspistill -o img01.jpg
で静止画が撮影できる。
カメラモジュール用のmjpeg-streamerをビルドする
カメラモジュール用のmjpeg-streamerをビルドする。
$ sudo apt-get install libjpeg62-dev cmake $ git clone https://github.com/jacksonliam/mjpg-streamer.git mjpg-streamer $ cd mjpg-streamer/mjpg-streamer-experimental $ make
ビルドが完了したら、下記コマンドで動画配信できる。
./mjpg_streamer -o "./output_http.so -w ./www -p 8080" -i "./input_raspicam.so -fps 30 -x 320 -y 240"
以前、インストールしたmjpeg-streamerと若干オプションの指定の仕方が異なる。
後はブラウザで今までどおりアクセスすれば動画が見られる。
http://[Raspberry piのIPアドレス]:8080
Webカメラと比べて遅延とブレが少なめに感じられた。
フレームレートの指定が30の時と60の時で画質というか色合いがかなり異なって見えた。
さすがに60フレームでは安定しなかったので30フレームで使おうと思う。
参考資料
neuralassemblyのメモ: Raspberry Pi用カメラモジュールおよび赤外線カメラPi NoIRの映像をandroidで表示してみた